
| 句読点のつけかた | くり返し符号 |
| 書きだしは1文字あける | 形式名詞は、ひらがなで書く |
| 改行のしかた | 文体を統一する |
| 誤字・脱字 | 主語と述語の関係 |
| 送り仮名 | 修飾語と被修飾語の関係 |
| 記号について | |
| 三点リーダーとダッシュ | |
| 補助動詞は、ひらがなで書く | |
| 泣き別れと首つり |
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句読点のつけかた 「、」が読点。「。」が句点。 句読点は、文章の息つぎのようなものです。読点がないと息が苦しくなるし、ありすぎると息があがってしまいます。 × 読点がないと、息が、苦しくなるし、ありすぎると、息が、あがって、しまいます。 また読点をつける場所によって、文の意味が違ってしまいます。 彼は、裸のまま光っている電球を見つめていた。 彼は裸のまま、光っている電球を見つめていた。 書いた後に声を出して読んでみると、読点の間違いを見つけやすいでしょう。 戻る 書きだしは1文字あける 文の書き出しや改行したときは、1文字あけましょう。 会話文のカギカッコは、昔の小説などは1文字あけていましたが、今はあけずに詰めて書くことも多いようです。 戻る 改行のしかた 改行のない文章は、文字の塊みたいで威圧感を与え、読者は読もうという気持ちが萎えてしまいます。適度に改行するとすっきりして読みやすくなります。 改行のポイントは…… 時間や日にちの経過を表す 「翌日」や「1年後」などの書きだしを改行して、時間の流れをはっきりさせます。 話の段落をつける 新しい話題に入るとき、行を替えることによって気分を一新させましょう。前の話をさらに詳しく説明するとき、反対の内容を述べるときに改行するとわかりやすくなります。 戻る 誤字・脱字 ワープロやパソコンで文章を入力していて、気がつくととんでもない字に変換されていることがあります。昔のワープロは「記者が汽車で帰社した」という文を一度で正確に変換できませんでした。 文章を書いている間は夢中で、誤字・脱字に気がつかないこともあります。書いたら読み返す習慣をつけましょう。 戻る 送り仮名 以前は「おこなう」は「行なう」と書きましたが、今は国語審議会の方針により、「行う」と書くようになりました。このために「おこなった」も「いった」も、「行った」と表記されるのです。この混乱を防ぐために「行なう」と「行う」の両方を使ってよいことになっています。 また「明かり」や「明るい」のように、名詞と動詞によって違う場合もあります。 もしわからなくなったら、文章を使う人のための「用字用語辞典」で調べましょう。 戻る 記号について もともと日本語に記号はありません。感情の表現は、感嘆符「!」や疑問符「?」をなるべく使わないで言葉で表現したいものです。記号を乱用すると日本語にそぐわないばかりか、文章が軽薄な感じになってしまいます。 「!」や「?」のあとに改行しない場合は、1文字あけて書き続けます。 × 「えっ!本当?そうなんだ!」 ○ 「えっ! 本当? そうなんだ!」 戻る 三点リーダーとダッシュ 三点リーダー(…)は、省略(上略・中略・下略)を意味するときや、無言をあらわすとき、言いかけてやめるときなどに使います。 「……でも幸せなの」 「また、おねしょしたの?」 「……」 ダッシュ(―)は、説明する語句を挿入したり、「即ち」の意味をあらわすとき、また文末に余情効果をもたせるときに使います。 花の都――パリではたくさんの芸術家たちが生活している。 私の心に平安を与えたのは、一冊の聖書であった――。 いずれも2字分を一組とするので「……」や「――」のように書きます。 また、三点リーダーの代わりに中黒(・)を使っている文章を見かけますが、中黒はものの名前を並列するときや人名を区切るときに使用します。 × 「それって、もしかして・・・」 ○ 「それって、もしかして……」 戻る 補助動詞は、ひらがなで書く 動詞本来の意義を失って、他の語について補助的に用いられる動詞を、「補助動詞」といいます。 「トロとイクラとえびを下さい。早くしてくださいよ」 「さっちゃんのお誕生日に何をしてあげようか」 「そうね、プレゼントを上げましょう」 戻る 泣き別れと首つり 年号や数値、会社名などが2行、または2ページにまたがっていることを、「泣き別れ」といいます。
また、見出しがページの一番下にきてしまう状態を「首つり」といいます。 いずれも、読みにくかったり、誤解や混乱の原因になりかねません。語句や行を増やすか、減らすかして解消しましょう。 戻る くり返し符号 同じ漢字をくり返すときに、下の文字を略して表す記号です。反復符号ともいいます。「かな」をくり返す符号もありますが、現在では漢字のくり返しの「々」(同の字点)以外は使わないという傾向にあります。 「々」(同の字点)は、原則として同じ漢字が2つ重なる熟語に限って用います。 人々、日々、年々、国々 ただし、次のような場合には用いません。 大学学長、会社社長、民主主義、北北西の風、木村村長 戻る 形式名詞は、ひらがなで書く 名詞としての形式だけで、実質概念を持っていない名詞を「形式名詞」といいます。 雨が降ったため(形式名詞)に延期になった。 それは為(実質名詞)にならない。 法律の定めるところにより、衆議院が解散されるときは 一国の首相というものは あんなこと、そんなこと お送りしましたゆえ 認めるわけにはいかない。 戻る 文体を統一する 言い切り型の「だ・である」体と、語り口調の「です・ます」体を混ぜないで、どちらかに統一しましょう。混用すると不自然な文になってしまいます。 昨日パーティーに招かれた。友人の出版記念会である。 テーブルには、贅を尽くした料理が並んでいた。思わず 唾を飲み込みました。そして、華やかな宴が始まった。 戻る 主語と述語の関係 主語と述語はなるべく近づけて書きましょう。 明日は、天気予報は聞かなかったが、雲の様子からするとたぶん晴れるだろう。 ○ 天気予報は聞かなかったが、雲の様子からすると、明日はたぶん晴れるだろう。 主語に対応した熟語をきちんと書きましょう。 × わが社の課題は、最小の負担で大きな利益を得なければならないと思う。 ○ わが社の課題は、最小の負担で大きな利益を得なければならないということだ。 × 「塩狩峠」は、自身を犠牲にして人々を助けた、実在の人物についてです。 ○ 「塩狩峠」は、自身を犠牲にして人々を助けた、実在の人物についての物語です。 上記のように、「ということ」や「物語」など、他の語句を補って 改善することができます。 戻る 修飾語と被修飾語の関係 修飾語と被修飾語はなるべく近づけて書きましょう。 あなたしかその大事な仕事を無事にやり遂げられるのはいない。 ○ その大事な仕事を無事にやり遂げられるのはあなたしかいない。 修飾語が2つ以上あるときは、長い修飾語を先に書くと文がすっきりします。 窓の外は、とても、肌が凍てつくように寒かった。 ○ 窓の外は、肌が凍てつくように、とても寒かった。 場所や日時に関する修飾語は、先に置くほうがわかりやすい文になります。 川辺には、ひっそりと、ところどころ月見草が咲いている。 ○ 川辺には、ところどころ、ひっそりと月見草が咲いている。 社長は新設工場へ視察に毎日のようにでかける。 ○ 社長は毎日のように新設工場へ視察にでかける。 戻る |
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